• 室内楽演奏会が終わりました

    去る12月10日、横浜市の瀬谷区民会館にて、県央音楽家協会主催の室内楽演奏会に出演いたしました。同協会の弦楽器奏者3人と、モーツァルト(1番)とシューマンそれぞれのピアノ四重奏曲を演奏しました。

    どちらもなかなかの大曲でしたが、リハーサルの回数も多くありませんでした。当日は楽屋の暖房が故障したりとハプニングもありましたが、最後には和やかな雰囲気の中、無事に終えることができました。

    実は3人以上での本格的な室内楽に取り組んだのは久しぶりで、留学中の室内楽科以来でした。素敵な音楽家の方々と名曲を演奏できたこと、嬉しく思います。

    アンコールでは、アンダーソンの「クリスマス・フェスティバル」を抜粋でお楽しみいただきました。

    企画の朝倉さん、メンバーの皆さん、譜めくりの大西さん、スタッフの皆さん、そしてお忙しい中お越し下さった方々、ありがとうございました。

    これで年内の演奏会は全て終了しました。来年に向けて、少しずつ準備を始めていきたいと思います。

     

  • 日本・フィンランド新音楽協会 講演会・演奏会に出演しました

    11月28日、コロナ禍を経て2年ぶりの開催となった日本・フィンランド新音楽協会による講演会・演奏会が終了いたしました。

    講演会では、国士舘大学准教授の石野裕子先生にご登壇いただきました。第二次世界大戦中、フィンランドではロシアとの2度にわたる戦争(冬戦争、継続戦争)があり、その記憶が現在に至るまでどのように継承されているか、また現在のウクライナ戦争との比較についても、大変わかりやすくお話いただきました。

    後半の演奏会では、戦争の時代に作曲された様々な作品が演奏されました。私はヴァイオリニストの片見悠さんと、アーレ・メリカントの「前奏曲」を演奏しました。継続戦争の真っ只中に作曲され、彼自身も苦境に悩まされてきましたが、それを微塵も感じさせない、力強い曲です。

    今回は微力ながら、企画から携わらせていただきました。素晴らしい演奏家の皆様と、無事に終えることができたことを嬉しく思います。

    お越し下さいました皆様、ありがとうございました。

     

     

     

     

  • ウクライナ人道支援チャリティーコンサートに出演しました

    10月23日(日)、ウクライナ人道支援チャリティーコンサートが終わりました。

    私の留学したオーストリア・リンツのアントン・ブルックナー音楽大学の卒業生が集まって開かれたコンサートで、横浜市の清水ヶ丘協会で行われました。レンガの壁に白い屋根の尖塔、そして天井が高いので響きが美しく、まるでヨーロッパに戻ってきたようでした。

     プログラムには、大人から子供まで親しめる曲が並びました。私はショパンのノクターン作品55-2、プロコフィエフの「ピーターと狼」 連弾から抜粋、そして歌曲「ウィーン我が夢の街」「今日もひとつ」「キエフ(キーウ)の鳥の歌」の伴奏をしました。

    なつかしい仲間と共に、このような演奏会に参加できたことを光栄に思います。

    さて、現在は11月と12月それぞれの本番に向けて準備中です。11月28日(月)には、東京・表参道の東京ウィメンズプラザホールにて、日本・フィンランド新音楽協会主催の講演会・演奏会に出演いたします。また12月10日(土)には、横浜市の瀬谷区民文化センターあじさいプラザで行われる、室内楽の名曲によるコンサートで演奏いたします。それぞれこちらで記事にしてご報告させて頂きます。

  • 今年も「あおば音楽ひろば」に出演しました

    皆様こんにちは。

    9月21日に横浜市青葉区役所にて行われましたお昼のロビーコンサート「あおば音楽ひろば」、今年も出演させていただきました。

    今回は、2年前にウィーンでも共演させていただいた、フルートの齋藤志野さんとの共演。ビゼーの「アルルの女」よりメヌエット、ブラームスのクラリネットソナタ第2番第1楽章(フルート版)、そしてプーランクのフルートソナタを演奏しました。

    彼女はやはりウィーンで研鑽を積まれ、クラシックから現代音楽まで国内外で幅広く活躍されています。この日も抜群の安定感、伸びやかな音色と生命力あふれる演奏で惹きつけていました。

    持ち前の元気さと前向きな彼女からは、いつも得るものが沢山あります。また一緒に演奏したいです。

    さて、今は10月・11月の本番に加え、12月の室内楽演奏会に向けて準備中です。またこちらで詳細をお伝えしますね。

  • シェア奥沢でのリサイタルが終わりました

    もう一週間経ってしまいましたが…

    先週9月4日、シェア奥沢でのリサイタル「音で奏でる自然―光と影」が無事に終了いたしました。

    久しぶりのリサイタルで、1時間プログラムを2回演奏、自分のお気に入りの曲ばかりの選曲、初演曲もあり…ということで、私にとってなかなかこだわりの入った演奏会でした。

    会場のピアノも1917年製で、ちょうどプログラムの曲と同じ年代の楽器。とても温かな音色を奏でてくれました。

    また、会場のオーナーさんがフィンランドの建築や文化にご興味がおありで、控室の椅子や会場のお花の花瓶もアアルトのデザインという、偶然にもフィンランドプログラムにぴったりのコラボレーションでした。

    事前のリハーサルで楽器を使わせて下さり、またプロと変わらぬカメラワークでライブ配信して下さった堀内さん、企画段階から諸々の手続きまで沢山お世話になりました朝倉さん、当日お忙しい中いらして下さった皆様、応援して下さった方々、遥かフィンランドとリモートで繋ぎ、初演曲を聴いていただきアドバイスくださった作曲家のアリ。本当に多くの方々に支えられているのだと、感慨深い気持ちになりました。心から感謝申し上げます。

    ライブ配信の映像も残っていますので、こちらからご覧いただけます。

    そして、初演曲の「エラキス」(アリ・ロンパネン作曲) はこちら。

    さて、現在はこの本番が終わるまで放置していた曲たちを慌てて練習中です💦 次は9月21日(水)、昨年に引き続きあおば音楽ひろばに出演させていただきます。今年はフルートの齋藤志野ちゃんとの共演。久しぶりの室内楽が楽しみです!

  • シェア奥沢クラシックサロンに出演します

    早いものでもう9月ですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。

    9月4日、自由が丘にありますシェア奥沢にて、「クラシックサロン」シリーズへ出演させていただきます。「音で紡ぐ自然 ― 光と影」と題し、北欧フィンランドの曲を中心に、自然をテーマとした作品を演奏いたします。(今回も初演作品があります!)

    ※詳細はこちら。16:00からの回はライブ配信も行われます。

    昨日は、会場にてリハーサルを行いました。1917年製のスタインウェイは、現代のピアノとは一味違う、温もりのある音色を奏でてくれます。

    落ち着いた古民家の佇まい、そして窓の外には緑豊かなお庭が広がり、日曜の午後のプログラムにぴったりの穏やかな雰囲気。

    週末のお天気が少し気になるところですが、皆様に楽しんでいただけるよう、精一杯演奏したいと思います。

     

     

  • 第8回日本・フィンランド新音楽協会演奏会

    先日5月25日に、駐日フィンランド大使館において、私の所属する日本・フィンランド新音楽協会による演奏会が行われました。

    今季を持って任期満了を迎えられるペッカ・オルパナ大使ご夫妻への感謝を込め、様々なフィンランドと日本の作品が演奏されました。歌やトリオ、邦楽など編成も変化に富み、皆様の素晴らしい演奏を楽しむことができました。私は今回、ロンパネンの「桜」 そして「菊」を演奏させていただきました。

     終演後に大使ご夫妻、ご出演の皆様と共に。

     終演後には穏やかな雰囲気で、レセプションも開催され、フィンランドの軽食と共に歓談のひとときを楽しみました。

    これまで毎年開催していた大使館での演奏会ですが、今回はコロナ禍を経て3年ぶりの開催でした。こうして対面で文化的交流ができることの素晴らしさを、改めて実感しました。

    お世話になりました皆様、どうもありがとうございました。

     

     

  • ウィーンでの演奏会 – Insel / Frieden @ Alte Schmiede

    しばらく更新が空いてしまいました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

    先週、以下の演奏会のためウィーンに行ってきました。渡航に際してはまだ何かしら制約があるものの、大きな問題もなく無事に戻って来られました。

    https://alte-schmiede.at/alte-schmiede/recital-2/anna-ihring-eriko-takahashi

    過去にも何度か共演している、コロラトゥーラ・ソプラノのアンナ・イーリンクとの演奏会でした。今回は新作の初演も含め、オーストリアを中心に様々な作曲家の作品を演奏しました。

    今回、それぞれソロの作品も演奏しました。彼女は、エレクトロニクスの作品や (歌ではなく)声色で表現する作品、鋏を持ってカスタネットのように鳴らしながら歌う作品なども披露し、素晴らしい集中力での熱演でした。

    私は、アポステルの「クービニアーナ」から4曲、そしてロンパネンの新作・委嘱作品「カローンの静寂」を初演しました。

    「クービニアーナ」は、オーストリアの画家クービンの、不気味で陰鬱な絵画に着想を得た作品。実は今回、ちょうどレオポルト美術館でクービン展をやっていて、まさにぴったりのタイミングで見ることができました。

    「カローンの静寂」は、冥界の渡し守カローンにより霊魂があの世に運ばれ、裁きのときまで己の人生を振り返る―といった様子を描いています。

    この作品では内部奏法が使われています。ピアノの構造(フレームの位置など)はそれぞれ違うため、当日の朝まで会場のピアノがどのようになっているかわからず、どきどきでした!無事に終えられてほっとしています。

    リハを重ね、私の渡航前から準備を進めてくれたアンナ、リハに立ち会って下さった作曲家の皆様、会場のスタッフそしていらして下さった方々、ありがとうございました!

     

  • 日本・フィンランド新音楽協会 トーク&演奏動画投稿「コロナ時代の音楽活動」

    今年初め、日本・フィンランド新音楽協会において、コロナ禍における音楽活動についてトーク及び演奏を含めた動画を投稿する企画がありました。

    先日、協会ホームページにて私を含め会員の皆様、またフィンランドの音楽家の皆様から集まった動画が公開されました。異なる国や楽器、専門分野において、それぞれの活動についての様々な声を聞くことができます。どうぞご覧ください。
    https://www.jfcms.org/corona2022/

     

  • 演奏動画:「華やかな翼の笑顔」(K. ニエミネン)

    再び演奏動画です。

    以前「バートルブース」の際に紹介しました、カイ・ニエミネンによるピアノ曲「華やかな翼の笑顔」です。

    何だか少し不思議で、それでいておしゃれなタイトルですね。スペインの画家ジョアン・ミロの同名の絵画がもとになっています。

     この作品は2つの楽章から成っています。1楽章はゆっくりした厳かな和音の部分と、軽やかに空中を飛んでいく翼を思わせる、速い部分の対比が聴き所です。2楽章はカタルーニャの悲歌(Plany)に基づいた、物悲しく憂いに満ちた曲想。

    どうぞお楽しみ下さい!