• クリスマスコンサート くらら青葉台にて

    もうすぐクリスマスですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。

    昨日はメディカルホームくらら青葉台にて、ミニコンサートをさせていただきました。
    曲目はショパンのノクターン第2番、シベリウスの「樅の木」、シューマン=リスト「献呈」、そしてチャイコフスキーのバレエ「くるみ割り人形」から行進曲、金平糖の踊り、花のワルツでした。

    バレエ「くるみ割り人形」はクリスマスイヴの物語で、この時期に頻繁に上演される定番の作品です。クリスマスコンサートでもよく抜粋で演奏されますが、童話のための音楽とは思えないほど芸術性が高く、特に第2幕のパ・ド・ドゥーは涙が出るほどの美しさです。

    私が今回演奏したのは、チャイコフスキー自身によるピアノ版に自分でアレンジを加えたものでした。ピアノ版では、オーケストラの原曲にある魅力的なパッセージの多くがカットされており、何だか味気ない感じがしたので、欲張って色々加えてみたのですが、必然的に難易度も上がってしまい…この2週間、スリル満点の準備期間でした。(笑)

    終演後、クリスマスにぴったりな、とっても素敵な花束をいただきました。

    皆様、どうぞ素敵な年末年始をお過ごし下さい。

  • リゲティの「Mysteries of the Macabre」

    早いもので、来週からはもう師走ですね。

    さて、来年3月にウィーンでソロと室内楽の演奏会があるのですが、練習中の曲の中にこんなものがあります。

    ハンガリーの代表的な現代作曲家、ジェルジュ・リゲティのオペラ「ル・グラン・マカーブル」の中の演奏会用アリアですが、なかなかパンチの効いた曲です。
    ソプラノ歌手との共演ですが、オーケストラパートを担当する私も弾きながら叫んだり、打楽器を口三味線で表現したり、紙を破いたり(笑)…と、常に混乱しながら地道に練習しています。

    合わせたときにどんな感じになるか、今からちょっと楽しみです。

     

  • ピアノ二台二手 – G. F. ハース「リゲティへのオマージュ」

    私はグラーツで現代音楽を勉強していたのですが、そのときの思い出のひとつがこちら。

    普通2台ピアノの曲は平行あるいは向かい合わせにして2人で弾きますが、今回は写真のような角度で配置して、両方の鍵盤を一人で弾きました。
    弾いたのはこの曲。

    George Friedrich Haas作曲「リゲティへのオマージュ」。
    少しずつ変化していく和音を20分間ひたすら連打し続ける、なかなかハードな曲です。
    手のポジションに合わせて座る位置を移動しなければいけないので、学校の事務室からキャスターのついた椅子を借りて演奏しました。

    この曲、よく聞くと何だか歪んだ響きがしませんか?実は、右側のピアノが敢えて1/4音低く調弦されています。2台のピアノで同じ音を弾いても、微妙にずれて聞こえるよう効果を狙っているのですね。

    作曲家によると、自分と奥様それぞれのピアノが同じ部屋に並べておいてあったそうですが、この調弦のアイディアを奥様に話したところ、「いいわよ、でも調弦を施すのはあなた自身のピアノにしてよね」言われたそう。それで自分のピアノが右においてあったので、右手側のピアノを調弦することになったとのことです。

    特殊な調弦は場合によって楽器に負担になることがあるので、普通の演奏会場ではなかなか許可が出ないこともあります。この曲を演奏したのは学校のホールでしたが、使用して良い楽器がきちんと決められていました。こういった曲の演奏は会場の理解もないと成り立たないので、貴重な体験をさせていただいたのだと改めて実感しました。

     

  • あおば音楽ひろば

    先日9月18日(水)、横浜市青葉区役所ロビーにて、ミニコンサート「あおば音楽ひろば」に出演させていただきました。グリーグの「ホルベアの時代から」、プーランクの「主題と変奏」という、あまり馴染みのないプログラムでしたが、雨の中いらしてくださった方々に楽しんでいただけたようでほっとしております。とても親切なスタッフの方々にも支えられ、無事に終えることができました。皆様ありがとうございました。(twitterにて、演奏中の写真をアップしてくださっています)

    ピアノはヤマハのコンサートグランドが入っており、月1でお昼にコンサートが開催されているとのこと。このような文化的なイベントを運営下さっていることを大変うれしく思います。

    演奏後にお客様から、元気の出るような色の、とっても素敵な花束をいただきました。