• 「星空のコンサート」に出演しました

    8月27日、横浜市港北区で毎年行われる「星空のコンサート」に出演しました。

    同じ留学先だったピアニスト佐藤里奈さんと連弾でプロコフィエフの「ピーターと狼」から抜粋、そしてブラームスのハンガリー舞曲第1番、第5番を演奏いたしました。「ピーターと狼」は、今回は時間の関係で全体の3分の1ほどの長さではありましたが、語りを交えて小さなお子様にも物語を楽しんでいただけたかと思います。

    私たちの他にはカプースチンのトリオ、日本の童謡メドレー、また小学生の演奏など盛りだくさんでした。最後には出演者全員で「見上げてごらん夜の星を」 を演奏しました。

    駅前の広場で毎年行われるこのコンサートは今回25周年とのこと。地域に根差し、本格的なクラシック音楽を身近に感じていただけるイベントがこれだけ長く続いていることは素晴らしいと思います。朝早くから準備に当たって下さった運営の皆様、いらして下さった沢山の方々、ありがとうございました。

     

     

     

  • フィンランドでのプロジェクトと演奏会

     この度、混合芸術プロジェクトおよび演奏会のため、フィンランドに滞在してきました。

    前半はピアノ・シンセサイザー・サーカスによる即興パフォーマンス「ムジカ・アエレア」の制作を行いました。異なる分野とのコラボレーション、さらにほぼ完全に即興で演奏するのは初めてでしたが、共にアイディアを出し合い制作していく過程は本当に楽しく、刺激に溢れるものでした。エアリアル・アクロバットのサッラ・ハカンパー、シンセサイザーを担当した作曲家のアリ・ロンパネン、ありがとうございました。

    滞在後半は、3つの演奏会に出演させていただきました。

    ヘルシンキでは、前述のロンパネン氏の作曲個展にて2つのピアノ作品を演奏させていただきました。ヨエンスー音楽祭そしてユーカでは、フィンランドと日本の楽曲によるリサイタルを行う機会に恵まれました。リサイタルにあたり、ロンパネン氏そして日本の若手作曲家・久保哲朗氏にはそれぞれ新曲を提供していただきました。フィンランドで演奏するのは初めてでしたが、とても温かな雰囲気に見守られ、無事に終えることができました。

    (なお、演奏会の様子はこちらからご覧になれます)

    合間には、豊かな自然を堪能することができました。日本とは種類の異なる高木やたくさんの湖、この広大な自然が、歴代フィンランドの作曲家たちの作品にも少なからず影響を与えたのだな…と思いながら、大らかで感慨深い気持ちになりました。

    滞在中現地で親切にして下さった多くの方々、見知らぬ私の演奏を聴きにいらして下さった方々、不在中日本で生徒たちのサポートを快く引き受けて下さった講師の皆様、支えてくれた家族や友人、本当にありがとうございました。

    音楽に携われることに感謝し、引き続き努力して参ります。

  • 県央音楽家協会プレミアムコンサートに出演しました

    久しぶりの更新になってしまいました。

    5月なのに真夏のような気温になったり、地震が増えたり…と不安定な気候が続く日々ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

    私の方では、少し前の話になりますが、3月終わり頃には留学時代に現代音楽科でお世話になった恩師の来日公演に伺いました。またその翌週には、やはり留学時代に私が日本語を教えていた版画家の方も来日され、久しぶりの再会を果たしました。

    さて本題ですが、去る5月13日(土)に海老名市文化会館で、私の所属する県央音楽家協会のプレミアムコンサートが行われ、私も出演しました。昨年のリサイタルで弾いた、J. コッコネンの「ピエラヴェシ組曲」から2曲を抜粋で演奏しました。

    この演奏会では様々な楽器や歌手のメンバーが出演され、バラエティ豊かな編成と曲目で華やかな演奏会となりました。ご来場いただきました皆様、スタッフの皆様、協会の方々、ありがとうございました。

     

     

  • 室内楽演奏会が終わりました

    去る12月10日、横浜市の瀬谷区民会館にて、県央音楽家協会主催の室内楽演奏会に出演いたしました。同協会の弦楽器奏者3人と、モーツァルト(1番)とシューマンそれぞれのピアノ四重奏曲を演奏しました。

    どちらもなかなかの大曲でしたが、リハーサルの回数も多くありませんでした。当日は楽屋の暖房が故障したりとハプニングもありましたが、最後には和やかな雰囲気の中、無事に終えることができました。

    実は3人以上での本格的な室内楽に取り組んだのは久しぶりで、留学中の室内楽科以来でした。素敵な音楽家の方々と名曲を演奏できたこと、嬉しく思います。

    アンコールでは、アンダーソンの「クリスマス・フェスティバル」を抜粋でお楽しみいただきました。

    企画の朝倉さん、メンバーの皆さん、譜めくりの大西さん、スタッフの皆さん、そしてお忙しい中お越し下さった方々、ありがとうございました。

    これで年内の演奏会は全て終了しました。来年に向けて、少しずつ準備を始めていきたいと思います。

     

  • 日本・フィンランド新音楽協会 講演会・演奏会に出演しました

    11月28日、コロナ禍を経て2年ぶりの開催となった日本・フィンランド新音楽協会による講演会・演奏会が終了いたしました。

    講演会では、国士舘大学准教授の石野裕子先生にご登壇いただきました。第二次世界大戦中、フィンランドではロシアとの2度にわたる戦争(冬戦争、継続戦争)があり、その記憶が現在に至るまでどのように継承されているか、また現在のウクライナ戦争との比較についても、大変わかりやすくお話いただきました。

    後半の演奏会では、戦争の時代に作曲された様々な作品が演奏されました。私はヴァイオリニストの片見悠さんと、アーレ・メリカントの「前奏曲」を演奏しました。継続戦争の真っ只中に作曲され、彼自身も苦境に悩まされてきましたが、それを微塵も感じさせない、力強い曲です。

    今回は微力ながら、企画から携わらせていただきました。素晴らしい演奏家の皆様と、無事に終えることができたことを嬉しく思います。

    お越し下さいました皆様、ありがとうございました。

     

     

     

     

  • ウクライナ人道支援チャリティーコンサートに出演しました

    10月23日(日)、ウクライナ人道支援チャリティーコンサートが終わりました。

    私の留学したオーストリア・リンツのアントン・ブルックナー音楽大学の卒業生が集まって開かれたコンサートで、横浜市の清水ヶ丘協会で行われました。レンガの壁に白い屋根の尖塔、そして天井が高いので響きが美しく、まるでヨーロッパに戻ってきたようでした。

     プログラムには、大人から子供まで親しめる曲が並びました。私はショパンのノクターン作品55-2、プロコフィエフの「ピーターと狼」 連弾から抜粋、そして歌曲「ウィーン我が夢の街」「今日もひとつ」「キエフ(キーウ)の鳥の歌」の伴奏をしました。

    なつかしい仲間と共に、このような演奏会に参加できたことを光栄に思います。

    さて、現在は11月と12月それぞれの本番に向けて準備中です。11月28日(月)には、東京・表参道の東京ウィメンズプラザホールにて、日本・フィンランド新音楽協会主催の講演会・演奏会に出演いたします。また12月10日(土)には、横浜市の瀬谷区民文化センターあじさいプラザで行われる、室内楽の名曲によるコンサートで演奏いたします。それぞれこちらで記事にしてご報告させて頂きます。

  • 今年も「あおば音楽ひろば」に出演しました

    皆様こんにちは。

    9月21日に横浜市青葉区役所にて行われましたお昼のロビーコンサート「あおば音楽ひろば」、今年も出演させていただきました。

    今回は、2年前にウィーンでも共演させていただいた、フルートの齋藤志野さんとの共演。ビゼーの「アルルの女」よりメヌエット、ブラームスのクラリネットソナタ第2番第1楽章(フルート版)、そしてプーランクのフルートソナタを演奏しました。

    彼女はやはりウィーンで研鑽を積まれ、クラシックから現代音楽まで国内外で幅広く活躍されています。この日も抜群の安定感、伸びやかな音色と生命力あふれる演奏で惹きつけていました。

    持ち前の元気さと前向きな彼女からは、いつも得るものが沢山あります。また一緒に演奏したいです。

    さて、今は10月・11月の本番に加え、12月の室内楽演奏会に向けて準備中です。またこちらで詳細をお伝えしますね。

  • シェア奥沢でのリサイタルが終わりました

    もう一週間経ってしまいましたが…

    先週9月4日、シェア奥沢でのリサイタル「音で奏でる自然―光と影」が無事に終了いたしました。

    久しぶりのリサイタルで、1時間プログラムを2回演奏、自分のお気に入りの曲ばかりの選曲、初演曲もあり…ということで、私にとってなかなかこだわりの入った演奏会でした。

    会場のピアノも1917年製で、ちょうどプログラムの曲と同じ年代の楽器。とても温かな音色を奏でてくれました。

    また、会場のオーナーさんがフィンランドの建築や文化にご興味がおありで、控室の椅子や会場のお花の花瓶もアアルトのデザインという、偶然にもフィンランドプログラムにぴったりのコラボレーションでした。

    事前のリハーサルで楽器を使わせて下さり、またプロと変わらぬカメラワークでライブ配信して下さった堀内さん、企画段階から諸々の手続きまで沢山お世話になりました朝倉さん、当日お忙しい中いらして下さった皆様、応援して下さった方々、遥かフィンランドとリモートで繋ぎ、初演曲を聴いていただきアドバイスくださった作曲家のアリ。本当に多くの方々に支えられているのだと、感慨深い気持ちになりました。心から感謝申し上げます。

    ライブ配信の映像も残っていますので、こちらからご覧いただけます。

    そして、初演曲の「エラキス」(アリ・ロンパネン作曲) はこちら。

    さて、現在はこの本番が終わるまで放置していた曲たちを慌てて練習中です💦 次は9月21日(水)、昨年に引き続きあおば音楽ひろばに出演させていただきます。今年はフルートの齋藤志野ちゃんとの共演。久しぶりの室内楽が楽しみです!

  • 第8回日本・フィンランド新音楽協会演奏会

    先日5月25日に、駐日フィンランド大使館において、私の所属する日本・フィンランド新音楽協会による演奏会が行われました。

    今季を持って任期満了を迎えられるペッカ・オルパナ大使ご夫妻への感謝を込め、様々なフィンランドと日本の作品が演奏されました。歌やトリオ、邦楽など編成も変化に富み、皆様の素晴らしい演奏を楽しむことができました。私は今回、ロンパネンの「桜」 そして「菊」を演奏させていただきました。

     終演後に大使ご夫妻、ご出演の皆様と共に。

     終演後には穏やかな雰囲気で、レセプションも開催され、フィンランドの軽食と共に歓談のひとときを楽しみました。

    これまで毎年開催していた大使館での演奏会ですが、今回はコロナ禍を経て3年ぶりの開催でした。こうして対面で文化的交流ができることの素晴らしさを、改めて実感しました。

    お世話になりました皆様、どうもありがとうございました。

     

     

  • ウィーンでの演奏会 – Insel / Frieden @ Alte Schmiede

    しばらく更新が空いてしまいました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

    先週、以下の演奏会のためウィーンに行ってきました。渡航に際してはまだ何かしら制約があるものの、大きな問題もなく無事に戻って来られました。

    https://alte-schmiede.at/alte-schmiede/recital-2/anna-ihring-eriko-takahashi

    過去にも何度か共演している、コロラトゥーラ・ソプラノのアンナ・イーリンクとの演奏会でした。今回は新作の初演も含め、オーストリアを中心に様々な作曲家の作品を演奏しました。

    今回、それぞれソロの作品も演奏しました。彼女は、エレクトロニクスの作品や (歌ではなく)声色で表現する作品、鋏を持ってカスタネットのように鳴らしながら歌う作品なども披露し、素晴らしい集中力での熱演でした。

    私は、アポステルの「クービニアーナ」から4曲、そしてロンパネンの新作・委嘱作品「カローンの静寂」を初演しました。

    「クービニアーナ」は、オーストリアの画家クービンの、不気味で陰鬱な絵画に着想を得た作品。実は今回、ちょうどレオポルト美術館でクービン展をやっていて、まさにぴったりのタイミングで見ることができました。

    「カローンの静寂」は、冥界の渡し守カローンにより霊魂があの世に運ばれ、裁きのときまで己の人生を振り返る―といった様子を描いています。

    この作品では内部奏法が使われています。ピアノの構造(フレームの位置など)はそれぞれ違うため、当日の朝まで会場のピアノがどのようになっているかわからず、どきどきでした!無事に終えられてほっとしています。

    リハを重ね、私の渡航前から準備を進めてくれたアンナ、リハに立ち会って下さった作曲家の皆様、会場のスタッフそしていらして下さった方々、ありがとうございました!