• リサイタルの動画 – Der Spielzeugkasten @ Alte Schmiede, Vienna –

     さて、先日記事に書いたウィーンの演奏会の映像がアップされたので、紹介します。

    初演の「アルマクの砂場 (Sandbox of Almach)」は33:39からです。
    ちなみにアルマクとはアンドロメダ座の中の星で、望遠鏡で拡大してみると合計4つの小さな星の集まりから成っています。

    ライブなので後から見て「ああ、ここをもう少しこう弾けたらよかったのに…」と隠したくなるところもそのまま。色々言い出したらきりがありませんが、これは毎回のこと。精進あるのみですね。

    また次のコンサートを楽しみに、今日もピアノに向かいます♪

  • ウィーンでのリサイタル Der Spielzeugkasten @ Alte Schmiede

    前回の投稿から、ずいぶん間隔が空いてしまいました。
    皆様いかがお過ごしでしょうか。

    先日は、ウィーンにて現代音楽を中心としたリサイタルがありました。

    プログラムは、「音楽のおもちゃ箱」と題して、無邪気な子供らしさや、遊びをテーマにした曲、またそのような雰囲気の曲。グバイドゥーリナの同名の曲集から数曲、アルヴォ・ペルト、クレネック、クルターク、藤倉大、吉松隆といった作曲家の作品がプログラムに並びました。

    ハイライトは、友人のアリ・ロンパネンが私のために作ってくれた新曲「アルマクの砂場」の初演。この曲はフランスの学者ロジェ・カイヨワが子供の遊びを4種類に分けて考察した著書「遊びと人間」から着想を得て書かれたものですが、曲は子供の遊びでは済まないくらいの、絶え間ない音の嵐‼どうにか無事に(?)終わり、ほっとしています。

    ちなみに、その曲をイメージして私が描いてみたスケッチがこちら:

    今回はコロナ対策で客席数を減らす代わりに、ライブ放送がされました。Youtubeでも公開になるそうなので、アップされたらお知らせします。

    演奏会の様子から1枚。ライブのための機材がたくさん並んでいます。

     
    © Alte Schmiede
  • 鳥が好き。その 1 – ノルウェー国営放送の番組「Alltid Sammen」

    皆様いかがお過ごしでしょうか。

    なかなか自由に外出できない日が続きますが、最近私が家にいるときによく見るサイトがこちら↓

    https://www.nrk.no/alltidsammen/?active-stream=be59f00a-bacc-4062-827b-cbce6e2c4af7

    ノルウェー国営放送の番組で、バードテーブルや巣箱を24時間映し、鳥やリスが餌を食べにやってくる様子を放映しています。色々な種類のかわいい鳥の姿と鳴き声にとっても癒されます。

    少し前までは室内の猫のバージョンが放送されていましたので、今後また違う動物シリーズが始まるかもしれないですが、鳥が好きな私にとっては今のシリーズが長く続いてほしいな…と思います。

    鳥といえば、3月の演奏会でもメシアンの「鳥のカタログ」、そして吉松隆の「デジタルバード組曲」など、偶然にも鳥を題材にした曲を選んでいました。さて、次は何の鳥の曲を弾こうかな…。

    写真は、イタリアのトラーニという町にて。構図がいい具合に撮れたので気に入っています。

     

  • ウィーンでの演奏会が終わりました

    3日間にわたるウィーンでの演奏会が終わり、先日日本に帰ってきました。

    2週間弱の滞在でしたが、仲間と一緒に演奏し作品について語り合い、音楽を作り上げていく作業はとてもとても楽しいものでした。

    語りかけるような優しい旋律から、渾身の演技と共に激しい超絶技巧まで披露してくれたアンナ、その振付・演出を担当してくれたヘザー・タン。
    素敵なアオザイ姿で、たくさんの難曲を持ち前の芯のある音色で多彩に生き生きと表現してくれた齋藤志野ちゃん。
    オーガナイズしてくださったレナード先生、今回初挑戦の自作自演作品を丁寧に添削してくれた作曲家のアリ、忙しい中いらして下さった方々、本当にありがとうございました。

     

     

    演奏会の翌日にウィーンを発ったそのわずか2日後、コロナウイルスの影響で楽友協会や国立歌劇場など、100人を超える人が集まるオーストリア内のイベントやコンサートなどが、3月いっぱい中止になりました(現在4月頭までに延長)。私の演奏会のあったスタジオも、メインで大きなジャズライヴを運営している会場のため、全公演の休止を余儀なくされています。当時、ここまで影響が大きくなるとは思っていませんでした。
    とても残念なことですが、早く終息することを願ってやみません。

  • ウィーンでの演奏会 – Brennkammer @ Porgy & Bess –

    今、ウィーンに来ています。

    朝鳥の声を聞きながらこの文章を書いていましたが、東京とは違った種類の鳴き声が聞こえます。そして、石造りの建物が多いせいでしょうか、残響が長く、とてもよく響いて聞こえます。日本でピアノを弾くときも、レッスンで「ヨーロッパの建物の中で弾くともっとよく響くから、それをイメージして弾くように」と言われていましたが、楽器だけではなかったのですね。

    こちらでもコロナウイルスの患者は増えており、最近まではどこかまだ他人事のような雰囲気がありましたが、差し迫った問題になってきたようです。先日ウェットティッシュや除菌用ハンドジェルを買おうとドラッグストアに行くと、その棚だけ空になっていました。

    さて、今週木曜日から土曜日までの3日間、20世紀前半~後半の音楽によるプログラムの演奏会に出演します。

    初日はコロラトゥーラ・ソプラノのアンナ・イーリンクと、リゲティやコーシャなどハンガリーの作曲家によるプログラム。2日目は私のソロで武満徹や一柳慧、メシアンなどを弾きます。3日目はフルートの齋藤志野ちゃんと一緒に、尹伊桑や吉松隆などアジア文化圏の曲を中心に演奏します。

    https://www.porgy.at/events/9784

    https://www.porgy.at/events/9785

    https://www.porgy.at/events/9786

    久しぶりの室内楽ですが、素晴らしい仲間と共に演奏できるのがとても楽しみです。